<先般>
前年度は、協会が長年協力関係を樹立して来た極東各州の中でもカムチャッカ州の総括を果たす為代表団を派遣した。
平成 18 年までに会員の株式会社カムチャッカ開発は 12 年間毎年各分野の専門家による代表団を派遣し、交流、支援を続けてきた。特に、農業の技術指導、州の輸出対象物の開発、観光、養殖、日本語を学ぶ学生への奨学金、日本語教師の大学への派遣、技術修得のための研修生の受け入れなど、自充な支店活動を続けてきた。 州政府のこれらの活動に対する評価は高く、ペトロ市の環境整備(特に産業廃棄物処理リサイクルシステムの確立)を新たに加えた。
協力会議を開催したいとの申し出があった。 8 月 12 日から 16 日まで、会長を団長として、学者、専門家、貿易実務者からなる代表団をペトロ市に派遣した。代表団は州政府の主催の「カムチャッカ・ビジネスプレゼンテーション」ペトロ市主宰のセミナーへの参加と個別企業との取引交渉をそれぞれ行った。
カムチャッカが「州」から「地方」に昇格することが、スーチン大統領が訪問後、極東重視政策発表ともあいまって現地の経済活動が活発化している。
もともと、協会は 13 年前から協会支部を設置し、現地スタッフも配置し、州、市との協力協定を結び、はじめての外国見本市の開催、合弁企業を設立するなど取り組んできた。
代表団は、その他サハリン州に 2 度、クラスナヤルスク州製材工場整備、投資銀行 BKF の招聘によって派遣した。(資料参照)
<組織・財政> 退会はなかったものの入会も一社にとどまった。取引の紹介を求めてくる企業が以前にも増して増えているが入会に繋がらない。協会の建前からすれば、まず会員へのサービスが主であるが、会員外企業からの問い合わせに応じない訳にもいかない。会費なし、コンサルフィなしの作業はつらい。関心ある企業の入会促進を考えなければならない。それには代表団の派遣、セミナーの開催に意識的に取り組む必要がある。
会費納入が悪い。いろいろな原因が考えられるが会員企業のトップが変わる場合など引継ぎが十分なされない場合が多い。当然協会側からの働きかけが不可欠であるのだが。ホームページ作成にしても費用がかかる。会員会社の善意の協力をあおぐことになっているのだが。
<事務局体制の確立> 非常勤協力者による支援、現地スタッフからの情報提供など盛り沢山であるが、これらを有効に活用できてない。財政建て直しをはかり機能的にしなければならない。
<最後に> 主都モスクワに加えてサンクトペテルブルクの北の主都、ソチの南の主都、ロシア島(沿海地方・ウラジオ)の極東の主都建設に向けロシアは強力な勢いで動き出した。日ロの今後の経済、貿易発展は限りなく高い。又、 2012 年世界サッカー決勝リーグ戦開催が決まり、環境整備、建設ブームにわく。ウクライナ共和国(キエフ、ハリコフ、オデッサ、ドニツクペトロフスク、リヴォフ各都市で開催)は、特にキエフ市との取り組みに留意すべきである。われわれも大いに前進したい。 |